【F1】コロナ禍に揺れた今シーズン、歴代単独最多勝利をマークしたハミルトンが4年連続7度目のチャンピオンに 不振を極めた名門チームは?
今季を最後にフェラーリを離れたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ提供)
さりながらまさかの大失速。最終戦アブダビGPの前にはフェラーリのルイス・カミレリ最高刑責任者が突然の辞任を発表。チーム代表のマッティア・ビノット氏も体調不良を理由の最終戦の地に現れなかった。チームによると、コロナウイルスに感染したわけではないという。
チームのエースを務めたセバスチャン・ベッテル(ドイツ)は来季はレーシングポイント改めアストンマーティンへの移籍が決まっているが、伊紙ガゼッタデロスポルトの取材に「チームとは尊重し合っていたが、その関係の中には、基本となるべき愛のようなものが欠けていた」とコメント。チームが空中分解していたことを認めた。
来季はベッテルのチームメートだったシャルル・ルクレール(モナコ)と、マクラーレンから移籍するカルロス・サインツ(スペイン)のコンビで臨む。今季のパワーユニット別獲得ポイントを比較すると、メルセデス、ホンダ、ルノーの順で、フェラーリは断トツの最下位。来季も苦戦は覚悟の上か。
[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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