F1元王者ハミルトンが屈辱 参戦16年目で初めて優勝なし 来季の復権なるか
ルイス・ハミルトンが駆るメルセデスの今季型車「W13」(メルセデス提供)
これまでは孤高の存在で、他の選手と群れることは嫌った。しかし、今年は積極的にコミュニケーションを取るシーンが目立つ。アブダビGPの直前にはハミルトンの音頭で出場選手20人全員が参加しての夕食会が開かれた。アストンマーティンの元王者、セバスチャン・ベッテルがこのレースでF1を引退することから慰労を兼ねて催された。全ドライバーが参加する夕食会は2016年以来で、全員の食事代はハミルトンがポケットマネーで支払ったといわれている。
来年1月7日に38歳の誕生日を迎えるが、来季の現役続行を早々と宣言しており、この体たらくのままユニホームを脱ぎたくないという姿勢がありありだ。史上最多のF1通算103勝を誇っており、復権を懸けて来季に臨む。
[文/中日スポーツ・鶴田真也]
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