メッシへ続く中国の反発にアルゼンチン局が困惑 “再釈明”に「異例だ」と嘆き「彼は欠場理由を公言していた」
しかし、これにも中国側は反発。ポータルサイト『捜狐』は「明確な謝罪はなく、根本的な問題を無視し、誠意も欠けている」と断じた。
もはや何を言っても許されない状況となっている。そんな英雄に対する批判の声に、アルゼンチンでは驚きの声が上がる。サンタフェに拠点を置く地方ラジオ局『AIRE de Santafe』は、メッシのウェイボーにおける釈明について「異例だ。メッシは親善試合の欠場を謝罪しなければならなかった」と指摘。怪我を理由に大事を取った判断を非難される状況を、次のように嘆いている。
「リオネル・メッシは、インテル・マイアミとともに、アメリカに戻るまでに3万8000キロを移動するという、前代未聞のプレシーズンツアーを行った。単に移動だけでなく、多くの親善試合を行ったために体力の消耗も激しく、アルゼンチン代表のキャプテンはそのうちの1試合、香港での試合を欠場した。彼自身、『筋肉の違和感のためにプレーしなかった』と理由を公言していたにもかかわらず、ふたたび香港と中国のファンに謝罪をしなければならない事態となった」
中国で広まる反発に、メッシの母国ではもはや呆れるような声が強まっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】いまだ余波広まる“メッシ騒動” 中国での代表戦中止に地元メディアは嘆きの声「我々はスターを信じ切れずにいる」
【関連記事】ネイマール、体型が衝撃の変貌…中東メディアは故障離脱中のパーティー参加姿に愕然「太りすぎ。どういうことだ」
【関連記事】「嘘がバレたのだ」メッシ欠場騒動に余波続く 中国メディアは神戸戦の躍動に猛反発「プレーを拒否する傲慢な振る舞い」