“素人”インフルエンサーの参戦に苦言! 元世界王者がボクシング界の風潮に怒りの声「やってることはくだらない」

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 しかし、話題作りを重視するあまりに、本来の競技性を無視した試合は危険ではある。ゆえにプロボクシングの酸いも甘いも熟知する識者たちは黙っていない。元WBA・IBF世界スーパーミドル級統一王者のカール・フローチ(英国)は、自身のYouTubeチャンネルにおいて「私にとっては彼らがやっていることはくだらない」とピシャリ。そして、次のように断じた。

「だってそうだろ? 彼らの中にはプロボクサーの資格を持たないやつだっている。ボクシング経験もなければ、リングに上がるのに十分な能力を持っていないやつもいる。ボクシングができないんだから、プロレスか、総合格闘技でもやったほうがいいんじゃないか?」

 両陣営が高額のファイトマネーを手にしたポールとダニスの試合についても「技術は最悪だったし、俺はゴングが鳴ってしばらくしてからテレビのスイッチを切った」と批判したフローチは、「あんな最悪最低の試合内容では、そのうち人々は興味を失い、若い人でも見るのをやめるだろうね。もうすでに興行としては限界かもしれない」とキッパリ。あらためてインフルエンサーたちを安易に参戦させる業界の風潮に反発した。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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