【巨人】評価を高めるスーパールーキー門脇誠の「10球」 サヨナラ打につなげた「ストロングな部分」とは
チームは一発攻勢がありながら、ここ一番で勝負強さが出せず苦しむ中、ルーキーがお手本のようなバッティングを見せた。開幕当初は一軍の壁に苦しむ場面もあったが、課題の打撃面でめきめきと成長を果たし、8月の月間打率・339、9月は・314。この日は4打数1安打1四球ながら、ヤクルト投手陣に投げさせた球数は「36」を記録した。
6回にも相手先発小沢玲史に11球を投げさせ、その後の丸、岡本和につなぐ反撃の糸口を作った。最近のチームに足りなかった「しつこい打者」、つなぎの2番打者として、しっかり役目を果たしたことが大金星につながった。
3位のDeNAも勝ったため、ゲーム差2・5は変わらず。それでも最終打席に見せたルーキーの踏ん張りがチームに与えた影響は大きい。残りゲームは11と厳しい戦いは続くが、目指すCS切符に潮目が変わりそうな一戦となった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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