今だからこそ冠試合を開催！その意図は？スポーツの力で笑顔と勇気を届ける

「今だからこそスポーツの力で盛り上げたい」

　新型コロナウイルスの影響で、観客は収容人数の半分までとされている。そのような状況のなかで冠試合を英断した「マネードクター」を運営する株式会社FPパートナーの平田さんに話を聞いた。

株式会社FPパートナー　経営企画部マーケティング室課長の平田さん

――埼玉西武ライオンズとスポンサー契約を締結するに至った経緯を教えてください
「本取り組みを通して、スポーツを介した地域への貢献を目指しております。野球は地域に密着したプロスポーツであり、子供から大人まで身近にあるスポーツです。その中でも埼玉西武ライオンズさんの地域や社会への取り組みや考え方に、弊社の代表取締役社長である黒木が共感し、2020年3月よりオフィシャルスポンサー契約を締結しました」

――通常時とは異なる状況のなかで「マネードクターデー」を開催するにあたり、どのような思いがありましたでしょうか？
「スポーツやエンターテインメントなどいろいろな楽しみが減っていたなかで、少しずつではありますがスポーツが楽しめる環境に戻りつつあります。そんな状況において、ファンや地域の皆さまを盛り上げたり、笑顔にすることに協力ができるならばという思いで開催することにしました。本来であれば観客の皆さまにより楽しんでいただけるよう、ブース出展など、いろいろな企画を計画したいところではありましたが、現在の状況の中で最善は何かを考え抜いた末に、まずはできることから始めました。不安なところも多々ありましたが、多くの笑顔を見られたので、安心しました」

――本日は社員の方々も楽しそうに試合を観戦されていた姿が印象的でした
「今後の会社運営や本日のようなイベントを企画する際にも実際の様子を知っておくことが大切だと思い、各部門より数名が観戦させていただきました。また、感染予防対策をしっかりした上での社員同士のコミュニケーションや、モチベーションのアップにも繋がってくれればと思っております」

――今後の展望があれば教えてください
「情勢がこれからどうなっていくかまだわかりませんが、今後もこのような機会があれば、子供達や地域の方々に楽しんでもらえるような企画を実施できればと思っております」