「早期決着もあり得る」井上尚弥vsドネア戦で勝敗を分ける“3つのポイント”は?元世界チャンピオンの木村悠が世紀の一戦を占う!

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 2点目のポイントは、「1、2ラウンドの出来」。この早い段階で井上のパンチがヒットしてくれば、ペースを引き込んで早期決着に持ち込む可能性がある。井上は、スピード、パワー、ディフェンスの部分でドネアを圧倒している。一方のドネアは強烈な左フックを持っているが、それ以外に突出したパンチはそれほどない。井上がドネアの左に気をつけながら、うまくジャブを当てて試合展開を作っていけば、自ずと勝機は見えてくる。

 最後のポイントは「フィジカル面」だ。前回対戦では、フェザー級から下げてきたドネアの方が体格的に大きく感じたが、今回は井上の方が大きい印象を受ける。井上がスーパーバンタムへの階級上げを視野に入れた身体作りをしているからだろう。そうした状態で、今回のバンタム級の試合に、どの程度の“フレーム”で挑むのか。筋肉をつけながら体重を落とすという難しい課題を克服できていれば、パワーの面でさらに優位に立てるはずだ。

 このドネア戦に勝つと、井上には次の4団体統一が見えてくる。ポール・バトラー(WBO世界バンタム級王者)陣営は、すでに“やる気満々”だ。すぐに次の試合が決まるかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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