クロフォードよりも「特別」 英紙がネリ戦を控える井上尚弥をPFP1位に厳選「知名度の低さとは裏腹に実力は申し分ない」
また、昨年1月のスーパーバンタム転級後にスティーブン・フルトン(米国)、マーロン・タパレス(フィリピン)という王者をなぎ倒し、史上最速で2階級での4団体統一を果たした実力を、次のように評している。
「フルトンにプロ初黒星をつけ、自身の4階級制覇の世界王者となり、No.1の座をさらに不動のものとしたイノウエは、その後に東京でタパレスを圧倒的なパフォーマンスで下して2階級での4団体統一を達成。『史上最高』と呼んでも過言ではない歴史的な名手であり、試合を重ねるごとに遺産を増やしている特別なファイターである」
いまや当たり前のように「世界一」と評される井上。そうした世界中から日夜集まる称賛を噛みしめながら、5月6日に東京ドームで行われるルイス・ネリ(メキシコ)との“特別な防衛戦”を見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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