井上尚弥に牙をむくグッドマンは何者か 敵陣営が期待する7桁規模の“怪物効果”「イノウエも人間だ。勝てる可能性はある」

タグ: , , , , , , 2024/5/8

 ただ、以前から井上戦についてグッドマンは、「戦いたいのは当然じゃないか。俺に『お前には倒せない』と批判する批評家たちに『くそったれ』と言って、見せつけてやりたい」と豪語してきた。その意気込みは今回も不変だ。

 東京ドーム決戦後に母国のスポーツ専門局『FOX Sports』の取材に応じた若武者は、「試合は十分に見た。イノウエに勝つために何をすべきかも分かった」と断言。そして「ベストを尽くさなければいけないが、それさえできれば、この男に勝てると信じている。このネリ戦では俺がイノウエを追い込める収穫があったし、彼(井上)も人間だ。誰にだって勝てる可能性はある」と続けた。

 今回の東京ドームでの興行で10億円を超えるファイトマネーを手にしたとされる井上。その莫大な影響力には、グッドマンの陣営も期待を寄せる。プロモートを行う『No Limit Boxing』のジョージ・ローズ氏は「今は日付の調整をしている段階だ」と明かし、「彼(グッドマン)のキャリアの中で最大の給料を得る日になる」と声高に話している。

「歴史的に見て、軽量級の選手たちは高額な報酬を得ることができなかった。だが、イノウエとの試合は7桁規模になる。実現できれば、オーストラリアのスポーツ界にとっても最大級のクーデターとなるだろう。イノウエは一世一代のファイターなんだ」

 関係者の証言からしてディディールを詰める段階にある一戦。グッドマン陣営はオーストラリア開催の可能性もほのめかしているが、果たしてどうなるか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】4万人が酔いしれたドラマ 無敵の井上尚弥がネリに“倒された”舞台裏 不世出の怪物を飲み込みかけた重圧「ダウンがあったからこそ」

【関連記事】ネリ戦の初ダウンで意見が真っ二つ!? 井上尚弥のPFP順位を巡る論争が早くも噴出「クロフォードに異論などない」「イノウエは1位だ」

【関連記事】「俺は日本の恐怖になれた」井上尚弥を“倒した”ネリが母国メディアで主張! 怪物の挽回には脱帽「言い訳を言う気はない」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム