井上尚弥に「限界はない」 ドヘニー母国元世界王者が“強すぎた”怪物を絶賛「日本ボクシングの見方を完全に変えた」

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 キャリア戦績28戦無敗(25KO)と文字通り敵なしの井上。彼自身もドヘニー戦後の会見で「それ(フェザー転級)も視野に入れていくことはできるのかなと、そういう試合になったかな」と今後を明確に展望している。

 そんな偉才の現状にマクギガン氏は「ライトフライ級世界チャンピオンからスーパーバンタム級の世界王者にまでなった進歩は、私がこれまで見たどんなものとも似ていない。そして、彼は現状で止まるつもりはない」と強調。「彼はこれ以上(階級を)に上がれないと考える人もいる。私はそうは思わない」と論じた。

「彼にはそれができる体力があるから、まだまだ(階級は)上がれる。限界がどこにあるかなんて誰にもわからない。イノウエがやっていることは本当に驚くべきことだ。おそらく体重が問題ではない。驚異的なのは、臨床的な効率で相手を倒す能力にあることだ」

 さらに「スーパーフェザー級にまで到達するかもしれない」と6階級制覇の可能性も語ったマクギガン氏。仮に6階級で王者となれば、オスカー・デラホーヤ(米国)とマニー・パッキャオ(フィリピン)しか成し遂げていない偉業だ。井上がレジェンドたちと肩を並べる日は訪れるか。今後の挑戦も注目していきたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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