上沢直之がマイナー契約覚悟でメジャー挑戦表明、過去にはマイナーから「アメリカンドリーム」を掴んだレジェンドも
桑田真澄は2006年限りで巨人を自由契約となり、パイレーツとマイナー契約を結んだ。オープン戦で好結果を残したが、開幕直前で負傷。それでも解雇されず傘下3Aでプレーを続け、6月にメジャー昇格を果たした。モップアップとして19試合に登板して3ホールドをマークした。
他にもドジャースとのマイナー契約からメジャー屈指のクローザーへ駆け上がった斎藤隆など、「ハンバーガーリーグ」と呼ばれる厳しい環境からはい上がった日本人投手は数多い。野手に比べれば救援など役割が分散し頭数が必要な投手は、よりチャンスをつかみやすい環境かもしれない。
もちろんメジャー契約を手にできればそれにこしたことはない。そして、本人が口にしたように仮にマイナー契約や、メジャーとのスプリット契約になろうとも、努力で道を切り開いてきた歴史と伝統が、日本人投手には受け継がれてきている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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