日本球界にも広がり始めた魚雷バットの波 プロだけではなくアマチュアにも波及
この日は東京六大学野球でも初めて魚雷バットを握る選手が現れた。早稲田大の小沢周平で、7回に左翼線へ適時二塁打を放った。早稲田大では重さが10グラム単位で異なる複数の魚雷バットを用意。選手たちに試させ、感触が良ければそのまま試合でも打たせていく方針だという。
日本のプロ野球では18日に西武の源田壮亮が初めて魚雷バットを握ってプレーした。その後、オリックスの福田周平や、現役最多の通算478本塁打を誇る西武のおかわり君こと中村剛也らも魚雷バットを手に打席に立った。24日には東京六大学野球に先駆けて、東都大学野球の国学院大の複数の選手たちが、魚雷バットで試合に臨んでいた。
プロ、アマ問わず、その波は確実に日本球界に広がりつつある。今後は社会人や高校野球で使用されるケースも予想される。メジャーで生まれた新兵器は、革命を起こすのか。今後の選手たちの対応に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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