巨人77年ぶりの屈辱 阪神に開幕から5連敗…マルティネス、大勢と強みの「最強救援陣」も生かせず 浮き彫りになる「弱点」

阿部監督は8回に投手交代を告げる際にボールをじっと見つめた(C)産経新聞社
巨人は4月26日の阪神戦(甲子園)に2-6と敗れ、開幕から阪神戦において5連敗となり、これは伝統の一戦を戦う相手に1948年以来、77年ぶりの屈辱ともなった。
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先発は左腕・石川達也。好調な阪神打線に4回3安打1失点と粘りの投球を見せていたが、チームは5回から継投に入る。
1点をリードする5回から登板したフォスター・グリフィンは二死二塁から代打、渡辺諒に適時打を許し同点とされるも、6回は三者凡退と抑え、7回からは左腕・中川皓太につなぐ。ここも二死一、二塁のピンチを迎えるも空振り三振で失点を防ぐ。
一進一退の攻防の中、2-2で迎えた8回は4番手で登板した田中瑛斗が阪神打線につかまる。
一死一、二塁から5番、大山悠輔の左翼線への適時打で勝ち越しを許すとなおも一死満塁の好機に坂本誠志郎に左越え2点適時二塁打を許し一死二、三塁となった場面で、ベンチはスイッチを決断。左腕の高梨雄平を送り込むも、小幡竜平に中犠飛を許すなど、流れを止められず。結局この回は4失点、試合を決定づける場面となった。
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