松田宣浩が語るソフトバンクでの思い出「必死だった。あの打席でプロ野球人生が変わった」
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今季限りでソフトバンクを退団し、他球団で現役続行を目指す松田宣浩が、古巣での思い出を語った。
松田は一番に思い出に残っているシーンとして「やっぱり2014年の10月2日の最終戦ですね。あれが一番です」と、ソフトバンクが3年ぶりのリーグ優勝を決めた2014年10月2日のオリックス戦を挙げた。ゲーム差なし、勝率1厘差のオリックスと激闘の末、松田が劇的なサヨナラタイムリーを放ち、”天王山”を制した。
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松田は、「勝つか負けるかやったし、あそこで追い込まれていたので、とにかく前に飛ばそうと思って必死だった。それで結果がついてきた。本当に打てて良かった」とその瞬間の印象を語り、「鮮明に覚えてますよ。自分の人生も、あの打席で変わりましたね。自信がますますついた。プロ野球でやっていける、打てたことでね。チームも個人的にもどんどん結果が出てくるようになって、自信を持って野球をできた。転機になったと思います」と、その後の野球人生にも影響する打席だったことを明かした。
他に思い出に残っているシーンとしては、「それに次ぐ試合だと、プロ初スタメンの初打席でバントしたことですね。7番サードでバントでした。緊張しましたね。きっちり決めましたよ。わけが分からなかったけど、プロの第一歩が始まった感覚はありました」と、プロ初打席を挙げた。