十年一昔・・・史上最高に盛り上がりまくった2010年ドラフト 真の勝者はどの球団か

タグ: , 2022/5/30

【後のエースを単独指名・・・確かだった中日の眼】
 早稲田の「三羽がらす」と呼ばれた斎藤、大石、福井のほか、中央大の澤村や八戸大の塩見ら大学生投手が人気だったこの年。佛教大のサウスポー・大野雄大にもスカウトの熱視線が注がれていました。最終的に中日が「一本釣り」に成功。その結果、10年後の現在は竜のエースに君臨する結果になりました。この事実だけで、勝ち組と言えるでしょう。

【2位以下で有望高校生指名・・・さすが日本ハム】
 あの秋、直前で斎藤佑樹の争奪戦に「割り込み」、見事に交渉権を獲得した日本ハムにメディアの関心が寄せられました。そんな中、2位で主力となる智弁和歌山の『天才』西川を獲得し、5位でも素材型の愛工大名電・谷口を確保するなど、佑ちゃんフィーバーの陰でしっかりと未来への礎を築いているのはさすがというしかありません。見事な指名だったと言えます。

【2人がメジャー挑戦・・・西武、ドラフト巧者の伝統】
 早稲田大・大石を6球団競合の末に獲得した点が当時は注目されましたが、2位で日本通運のサブマリン・牧田を指名し、3位で八戸大・秋山を獲得しました。2人とも西武では確かな結果を残し、海を渡って米球界へと活躍の場を移したことからも、「根本イズム」以来のドラフト巧者の伝統は引き継がれていると言って良いでしょう。(牧田はその後NPBに復帰)

 ドラフトの本質は「名より実」。今は名も無き逸材が、未来のスーパースターになる可能性は十分にあると、この10年の歳月は教えてくれるのです。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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