オープン戦順位にだまされるな!最下位に沈んだ巨人、ヤクルトが2年連続リーグ優勝の下剋上データ
【オープン戦優勝チームのリーグ順位】
◆17年
ロッテ優勝→リーグ6位(最下位)
◆18年
巨人優勝→リーグ3位
◆19年
広島優勝→リーグ4位
◆20年
西武優勝→リーグ3位
◆21年
阪神優勝→リーグ2位
ここ5年だと、オープン戦1位からリーグ優勝したチームはなく、Bクラス2度。17年ロッテにいたっては最下位に沈んだ。平均順位は3.6位。オープン戦で優勝しても、好調がシーズンに続くとは限らず、決して油断できない。
オープン戦は、若手にとっては生き残りをかけたアピールの場、主力やベテランにとっては調整の場。選手の見極めだけでなく、相手新戦力のデータをとるために「あえて打たせる」ようなこともあり、球団によって勝敗にこだわる温度差は大きい。
過去5年のデータで考えれば、試合数が少ないオープン戦の順位と、長いレギュラーシーズンとの相関関係はそれほどなさそう。たとえオープン戦最下位になっても、悲観することはない。リーグ優勝で巻き返した巨人、ヤクルトに続いて、2度あることは3度ある? 「吉兆」データとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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