どうなるピッチクロック、オーナー会議が検討指示、日本では牽制制限で盗塁数激増か

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 NPBはメジャーリーグのルール改変を、原則的に1年遅れで反映させてきた。塁上での危険な衝突を禁止する「コリジョンルール」や、際どい判定のプレーをリプレー検証する「リクエスト」などだ。一方で、日本球界は不向きとして導入を見送っているものもある。救援投手のワンポイント禁止ルールや、両リーグともDHとするユニバーサルDHなどがその例だ。

 今回、オーナー会議がピッチクロックなどの導入を指示した背景には、国際大会への適応という問題もあると考えられる。WBCは主催であるメジャーリーグのルールが採用され、次回の2026年大会ではピッチクロックや拡大ベースの採用が確実視されている。プレースタイルさえ大きく変えるピッチクロックに、大会直前の付け焼き刃で慣れさせて臨んでも、適応できないのは目に見えている。会議で議長を務める西武・後藤高志オーナーは「WBCで導入されるかどうかは決まっていないが、ピッチクロックを念頭に置く必要がある。4年はあっという間だ」と説明した。

 現状のメジャー式ピッチクロックを導入するのではなく、どう日本仕様にカスタマイズしていくのか。将来的に導入は不可避にも映る「魔法の時計」を巡って、細心の検討が求められていく。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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