原巨人 ワースト7連敗! キャプテン坂本に「休養」を勧める声も
今季の坂本は東京五輪の侍ジャパンでも活躍。「稲葉ジャパンでは実質キャプテンの役割を担い、選手のまとめ役を務めるなど奮闘していた。そんな坂本の苦労を知るだけに原監督も早いところ休養を取らせようとしたのでしょうが、そこであれが起きてしまった」(同)
チーム失速の契機ともされる9月5日の甲子園での阪神戦。3連戦の最終戦となった試合で6点リードとなった6回の守備から坂本をベンチに下げ、若手の広岡を遊撃に起用。しかし、直後に代わった広岡の守備の乱れなどもあり、失点を重ね同点に追いつかれた。試合後、原監督自身が「私自身の用兵のミス」と認めたが、この失敗があったがゆえに「やはり坂本を外せないというムードができてしまった。チームの要であり、大事なポジションだから仕方がない部分もあるが・・・」(同)。
休養を取らせるタイミングを逸してしまったと見る。
そして現在だ。V逸したことでチームの目指す目標はCSからの勝ち上がりで下剋上を目指す方向にシフトする時期にきた。
「今こそ疲れが見える主力は休ませつつ、CSにベストのコンディションを持っていけるように整えるときでしょう」(同)
レギュラーシーズンは残り8試合。次の目標へ切り替えられるか。
●10/14(木)の巨人vs阪神の伝統の一戦を中心に、その日のプロ野球の全カードをデーブ大久保さんがお酒を呑みながら楽しくオンライン生解説!
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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