「ラグビー をディズニーの世界観に」現役ラガーマンがラグビー界の未来を徹底討論!
ラグビーをディズニーランドの世界観へ
試合数が少ないながら、どのようにしてチケットの売り上げを伸ばしていくかは、現状のラグビーに対し観客がどのくらいの価値を抱いているかによって変わってくるだろう。
これに関して畠山さんはこのように述べている。
「さっきの川村の話にもあったように、もし試合数が少ないコンタクトスポーツだからラグビー はお金にならないという理論がまかり通るのであれば、NFLは成立しないんですよ。それは単純な算数計算で、収入よりも支出が圧倒的に多いから成り立っていない。支出を減らさないといけないし、そこの数字をクリアにしないといけないと思います。
あとは、東京ディズニーランドって、1日8000円払うじゃないですか。それで年間3000万人利用している。バケモンコンテンツですよ。だから僕らは野球やサッカーではなく、ディズニーランドのお客さんをどうやってこっちに持ってくるかなんですよ。8000円で1日中楽しめて、また来たいと思えるような世界観を、ラグビーだけで作らないといけないと思っています。
ラグビー って試合前後の時間も含め3時間程度。その3時間で8000円取るならレベルの高い試合を見せることは当たり前ですし、もっと華やかな演出だったり、試合以外のことも考えないといけないですよね。」
ラグビー はスポーツ界の「ディズニーランド」となることができるのか。
まずは今季のトップリーグでレベルの高い試合を期待したい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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