「着実に自信をつけている」ド軍指揮官が佐々木朗希の成長ぶりに太鼓判 6度目のマウンドでみせた粘投に「メジャーで通用することを理解し始めている」
指揮官は佐々木の投球について、「彼自身、自分のボールがメジャーリーグの打者に通用することを理解し始めている。ストライクゾーン内で勝負できることに自信を持ち始めたと思う。今日は速球が良かったし、コーナーに逃げるようなピッチングも少なかった。着実に自信をつけている」と印象を語っている。
若き右腕に対するロバーツ監督からの賛辞を伝える同メディアも、「ロウキ・ササキはようやくリズムを取り戻しつつあるようにみえる」と主張。また、開幕から現在までを振り返っており、「ササキはフォームの不調と安定性の欠如に悩まされ、2025年シーズンの初めには調子を大きく落としていた。マイナー降格の噂まで飛び交っていたが、ピッツバーグとの試合でそれらの声を見事に打ち消した」などと綴っている。
ドジャース先発陣は今季も故障者に悩まされている中、佐々木の成長ぶりはチームにとっても頼もしい限り。そしてここから先、背番号11がシーズンを通して確かな実績を残していくことへの期待も、より大きなものになっていくはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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