「日本式とは違う」懸念される佐々木朗希の“球速減退” ド軍の負荷増加でぶつかる「未経験の壁」

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 実際、海外メディアでもドジャース投手陣の現状を憂い、そして佐々木の不振を指摘する声は上がっている。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は「佐々木は普通の投手になってしまったのか。日本で完全試合をやってのけ、最高165キロの速球を放った彼だが、強力な打者が並ぶビッグリーグで苦戦している」と指摘。そして中5日で回るローテーションに問題定義した。

「登板間隔の短さは、これまでに彼が体験したことがないものとなっている。佐々木は21年のプロデビュー以来、週1回の登板がルーティンだった。日本では週に1回投げたら6日間は無条件で休んでいた。ただ、先発投手の『週1登板』は、あくまで日本式(NPB)だ。たくさん休んで、試合で長く投げるが彼のスタイルだが、メジャーリーグは違う」

 そして、「週1登板はメジャーリーグではかなり異例である」とした同紙は、スネルとグラスノーの離脱によって「自然にプレー強度にも影響が生じている」と言及。その上で懸念を示している。

「「特にルーキーの佐々木は心配だ。彼はフルシーズンを戦い抜いた実績が日本でもない。NPBで規定投球回に達した実績もなく、過去には『過保護』という指摘も飛んだほどだ」

 ただでさえ、NPBとは環境や強度の異なる舞台に飛び込んだ佐々木。その中で生じた壁をいかに乗り越えるのか。ドジャースの育成方針はもちろん、日本球界が生んだ“怪物”の一挙手一投足に世界の熱視線が注がれている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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