下落を続ける佐々木朗希の評価…米国内での”トッププロスペクト“の地位から陥落も「世論は『過大評価されている』に傾きつつある」
その上で、「ササキを当初プロスペクトランキング1位にしていた『Baseball America』は、ひっそりと変更を加えた。レッドソックスの外野手ローマン・アンソニーが新たに1位となり、ササキは2位に後退した」などと米国内における反響を紹介。
加えて、シーズン序盤での佐々木への評価や、パフォーマンスについての考察を以下の様に記している。
「確かにササキは今シーズン、期待されたほど圧倒的な活躍を見せていない。まだ無失点投球を達成しておらず、制球力も十分ではない。ドジャースはササキを『未完成の選手』と見なし、育成していくと繰り返し述べており、彼はまだ23歳でMLBの新たなレベルの難しさに慣れようとしている段階だ。しかし、そうした事情を考慮しても、世論は『過大評価されている』という見方に傾きつつあるようだ」
前回のダイヤモンドバックス戦からは、自身初経験となる中5日での先発も任されており、今後も同様の登板間隔でマウンドに登ることになる。苦境をはねのけるためには、置かれた環境の中で周囲を納得させる結果を残していくしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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