マキロイ、涙のグリーンジャケット マスターズ優勝でウッズ以来史上6人目のグランドスラム達成

マキロイは11度目のマスターズ挑戦で栄冠を手にした(C)Getty Images
米男子プロゴルフツアー今季最初のメジャー、マスターズは13日(日本時間14日)に最終日が行われ、2位に2打差をつけてトップからスタートしたロリー・マキロイ(英国)が、通算11アンダーで並んだジャスティン・ローズ(英国)とのプレーオフを1ホール目で制し、タイガー・ウッズに続く史上6人目のグランドスラムを達成した。
【動画】涙が止まらない!マキロイがウィニングパットを決めた瞬間
ピン奥1メートルにつけたバーディーパットを決めきると、感情が爆発した。パターを放り投げ、18番グリーンにうずくまり、肩を震わせた。多くのパトロンがその光景を見守った。
最終日は一進一退の息詰まる展開となった。
1番でダブルボギーとつまずいたが、その後はバーディーを重ね、一時は4打差をつけてフロント9を折り返す。
ただアーメンコーナーといわれる難所、13番パー5では第3打がグリーン手前のクリークにつかまり、再びのダブルボギー、14番でもスコアを落とし、一時首位の座を奪われるなど、スコアメイクに苦しんだ。
迎えた15番パー5で2オンに成功しバーディーを奪う。決めれば優勝が決まる18番の1メートルのパーパットも外し、痛恨のボギー、勝負はジャスティン・ローズとのプレーオフに突入した。
最後はピンそば1メートルのバーディーパットを決め、自身初のグリーンジャケットに袖を通した。