審判に誰が金を払うかわかっているのか? ファンを置き去りにしている佐々木朗希「恫喝」騒動

タグ: , , , 2022/4/29


 4月24日のオリックス-ロッテ戦で、佐々木朗希投手に対して球審の白井一行審判員が詰め寄った行動について、SNSを中心に熱い論争が続いている。

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 問題の場面。佐々木が判定に不満そうな態度をとり、感情的になった白井球審がマウンドに近づき、ロッテ捕手の松川に制止された…ように見える。

 白井審判員は試合後からノーコメント。佐々木朗は2軍落ちした。疲労が再調整の理由と報じられたが、過熱する騒動によるストレス、精神面の負担を考慮した井口監督が、20歳を守ろうとしたのだろう。

 当事者同士から説明のコメントがないことには、真実は闇の中。チーム関係者やプロOB、識者がいくら意見したところで水かけ論になる。SNSではああでもない、こうでもない、誰が悪い、などとヒートアップしている様相だ。





 今回の問題点はいくつかあるが、ファンをないがしろにしているのは明らかだ。プロ野球の審判は、所属する日本野球機構(NPB)から給料が支払われている。NPBの原資は、野球ファンからの収入。最大のお客様であるファンへの説明責任がなされていない。

 たとえば、試合で審判が何らかの理由でプレーを止めた時、場内説明がないまま、試合を再開するときが多い。観戦者には何が起こったかわからない。マイクを手にアナウンスする審判も見受けられるが、個人の判断で、組織として徹底されてはいない。ファンを置き去りにする典型例だ。

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