【7人制ラグビー】2連敗で追い込まれた日本。「ラグビー熱復活のチャンス」を活かすことができるか
東京五輪男子7人制ラグビー予選ラウンド、日本にとって第2戦となった対英国との試合は、0-34で、初戦のフィジー戦に続き敗戦。これで2連敗となった。
前半から英国に立て続けに攻められる苦しい展開。なかなか日本の持ち味である素早い攻撃を仕掛けることができず、0-17で終えた。
なんとか流れを引き寄せたい後半戦だったが、前回大会銀メダルの強敵を打ち崩すことが出来ないまま失点を重ね、0-34で敗戦を喫した。
日本ラグビーといえば、2015年W杯でみせた対南アフリカ戦勝利の歴史的快挙、さらには2019年W杯で日本中に巻き起こしたラグビー旋風はまだまだ記憶に新しい。
「今大会は、もう一度ラグビー 熱を復活させるチャンス」。そう語ったのは、2015年W杯メンバーとして選出され、2019年W杯当時はセブンズ代表として合宿に参加中だった藤田慶和だ。
「2015年W杯で、ラグビー界の歴史が変わって状況が一変するところを間近で感じさせてもらった。でも、その時はその熱を継続させることができなかった。そして2019年、もう一度日本中がラグビーで盛り上がった。
今回東京五輪というチャンスの中で、もう一度僕たちが沢山の人たちを驚かせ、熱を生み出したい」
と、今大会でのラグビーブーム再来へ、強い思いを口にしていた。
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