ラグビーW杯開幕!8強突破を狙う日本代表の特長を藤田慶和が解説 優勝候補、注目選手は?
前回大会のベスト8を超えることができるか。日本代表のパフォーマンスに注目が集まる(C)Getty Images
ラグビーワールドカップ2023が開幕した。フランスを舞台に行われる今大会は、開幕戦でフランスとニュージーランドが対戦。世界ランク3位のフランスが同4位ニュージーランドを27-13で下し、初優勝へ白星スタートを切った。
日本代表は今大会、プールDに属し、日本時間9月10日にチリ代表と初戦を戦う。前回大会では史上初のベスト8進出を果たしており、今大会でも上位進出への期待が寄せられている。
【動画】フランスがオールブラックスを撃破!27-13で開催国が勝利した開幕戦のハイライト映像
今大会の日本の戦い方のポイントや、ライバル、さらに大会全体の見どころなどを、三重ホンダヒート所属であり、日本代表31キャップ、7人制ラグビー代表として東京五輪にも出場した、藤田慶和に聞いた。
藤田は、今回の日本に対し「まずは予選突破をしてベスト8という前回の壁をクリアして欲しい」と語っており、「強豪国を倒すなど良い流れに乗り、前回より高い位置に行ってほしいという願いはあります」として、さらなる躍進を望む想いを述べている。
また、今大会の日本の特長を聞くと「前回大会よりも速いテンポで攻めることができればいいラグビーができるんじゃないかなと思います。逆にテンポが出ないと、良いアタックではないなと、みていて感じますね。勝利をするためにはテンポが大事になってくるのではないでしょうか」と見解を示した。
さらに「9番(スクラムハーフ)、10番(スタンドオフ)のコントロールがかなり大事」であるとして、「特に10番は最後のイタリア戦を見ても誰を使うのか定まっていない状況なので、初戦のチリ戦においてゲームをどうまとめるかという点も含めて、10番がゲームをコントロールする上で大事だと思っています」と指摘した。