痛恨の退場劇は「大きな代償」 日本に敗れたサモアに辛辣な評価相次ぐ「最悪というべき規律の乱れ」【ラグビーW杯】
肉弾戦に持ち込むまでは良かった。それでも局面で精彩を欠いたサモアは、日本との差を広げられた。そんな巨漢戦士たちには厳しい評価が下されている。英ラグビー専門メディア『Planet Rugby』は寸評採点記事を掲載。退場の憂き目にあったラムにチーム最低の「3」を与え、「彼のレッドカードにより、サモアは大きな代償を払わされた」と糾弾。「常に反則すれすれだったタックルで退場処分を受けただけでなく、日本陣内22メートルでスクラムからのボールを落とした。ウインガーにとっては忘れられない夜となった」と断じた。
また、イタリアのラグビー専門サイト『ON RUGBY』は「この日本戦の敗北によって、サモアの上位進出はより厳しいものになった」と指摘。ミスばかりが悪目立ちした試合内容についても「最悪というべき規律の乱れが大きな影響を与えた。後半に入ってからのベン・ラムの退場は致命的なものだと言える。彼らの努力はこれによって無駄となった」と指摘した。
サモアに見事に退け、自力での8強進出に前進した日本。次戦は現地10月8日のアルゼンチン戦だ。史上初の4強を目指すブレイブ・ブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)にとって緊張感のある日々は続く。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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