【NBA】八村塁が本拠地で自己最多の23得点!東京五輪でも魅せるか?
ハイスコアの惜敗で存在感をアピールする結果に
対戦相手のロケッツは、プレーオフ進出の常連チーム。
この日もNBA最強コンビともいわれるウエストブルックとハーデンは絶好調で、ウエストブルックには終了直前に決勝点を決められ、ハーデンには59得点も決められてしまった。
結果は158対159とウィザーズの負けとなったが、NBAでの延長を含まない負けチーム得点は史上最多タイ。
八村も経験がないと語るようなハイスコアの戦いで、惜敗ながらも存在感を示すことができただろう。
ダンクを阻まれても修正能力の高さでカバー
八村の持ち味は、3ポイントシュートラインとペイントエリアの間からの中距離シュートである。以前からずっと得意としていたシュートを、NBAでもそのままプレーできているようだ。
一方、大学時代のプレーの代名詞であるダンクシュートは、NBAデビュー戦でもチャレンジしたものの、自分より背の高い選手にブロックされ阻まれてしまった。しかし第3戦のスパーズとの試合では、ゴール下でのマークをかいくぐり、利き手とは逆の左手でボールを浮かせるようなシュートを決めるなど、新しいプレースタイルに修正して対応しようとしている。バスケットボール日本代表の馬場雄大も、八村の学習能力を高く評価している。
NBA前半戦の好調ぶりを東京五輪まで維持できるか
ウィザーズのエースはブラッドリー・ビールであり、八村に回ってくるパスは決して多くはない。この試合でも、特に終盤ではほとんどパスが来ることはなかった。そんな状況でも、本人は気にしていないと前向きだ。
ここまで開幕から3試合連続の先発出場、なおかつ2桁得点と、東京五輪イヤーに向けてますますの活躍が期待できそうだ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]