ＤｅＮＡ・宮國 ４年ぶり復活勝利の陰に「内海塾」の教え
激動の日々を送りながら、信じていたのは「努力は裏切らない」という言葉だった。これは入団時から目をかけてもらい、その後西武に移籍した内海哲也投手の教えだ。
「巨人投手陣のリーダーであった内海を筆頭に山口（現二軍投手コーチ）や若手投手陣が毎年オフに自主トレを行うなどして、結束を固めてきた時代があった。これは内海組といわれ、『努力は裏切らない』を合言葉に、豊富な練習量を誇る内海に若手が必死についていった」（球界関係者）
今回、苦境に陥った宮國に救いの手を差し伸べたのも兄貴分の内海だった。「かつて自身の個人トレーナーを務めていた保田氏に『助けてやってくれ』と連絡を入れたようです。その後、宮國と保田氏は練習場所を探しながら、自主トレに励んできたと聞きます」（同）
ヒーローインタビューでは「マウンドに立つために多くの方々に支えて頂いたので、感謝の気持ちを持ってマウンドに上がりました」と語った宮國。その気持ちを忘れずに、これからもマウンドで腕を振り続ける。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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