いざ出陣！強化試合を終えて見えた侍ジャパンの「ベストオーダー」とは
捕手は投手とのコンビネーションが重視される。初戦先発の山本と組む開幕マスクは、甲斐拓也が濃厚。梅野隆太郎も大会の流れに入れるという意味では、２戦目の森下とバッテリーを組むことが有力となっている。
栗原陵矢はソフトバンクで現在主に務めている外野手だけでなく、三塁、捕手、一塁といずれもバックアップ要員として貴重な存在となる。先発出場は限られそうだが、ベンチの盛り上げ役として重宝される。正三塁手の村上宗隆は中位から下位で長打力が期待され、近藤健介は柳田の状態が悪化するようなことがあれば鈴木とともに中堅にも入りそうだ。
稲葉監督は内定選手発表会見で「いい選手を集めるのではなく、いいチームをつくるための選考を考えた」と明かした。各ポジションのベストプレーヤーだけを寄せ集めたのならば、また違った布陣もあり得るだろう。ただし２４人と限られた枠の中で、采配の幅も含めてこのメンバーの選出に至った。１３年ぶり、かつ最後の五輪となる野球競技。２４人全員が連動し、躍動する姿が見たい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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