侍ジャパンが待つ「左地獄」 韓国戦ではかつての「天敵」も登場か
ほかにも中継ぎ陣では日本の野球ファンの間でもおなじみな顔ぶれが登場しそうだ。左腕キム・グァンヒョン、同じく左腕のヤン・ヒョンジュン。共に34歳となり、今大会が代表最後になるとも言われている。この2人のレジェンド左腕に関して韓国代表監督は「大事なところで使う」と明言。どの場面で投入するかが注目されている。
特にキム・グァンヒョンは2008年の北京五輪で日本との2度の対戦でいずれも好投、韓国チーム金メダル獲得の立役者として鮮烈な印象を残した。その後、韓国リーグで活躍しながら、メジャーにも挑戦、2019年12月にはメジャーのカージナルスと2年契約を結び、2年間で35試合に出場し10勝7敗、防御率2.97の成績を残している。
日本の代表チームに選ばれるぐらいの打者であれば、対右、左は関係ないという指摘もある。ただこういった編成が事前に分かっている時点で、韓国以外のチームも左投手を中心に日本にぶつけてくる可能性が高い。目指す3大会ぶりのV奪回に向け、越えるべきハードルは多そうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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