チームと竜党励ます20歳若侍の言葉「侍ジャパンが唯一負けたのはドラゴンズだけ」
昨年はリーグ最下位に沈んだが、元々投手力には定評がある。開幕投手の小笠原を始め、大野雄大、柳裕也、そして高橋宏とそろう先発投手陣は日本球界屈指。そこに涌井秀章ら新戦力の補強も進めた。救援陣もキューバ代表を支えたヤリエル・ロドリゲスとライデル・マルティネスが盤石。アキーノ、カリステ、そして古巣復帰のアルモンテら助っ人野手陣がはまれば、一気に頂点を狙えるポテンシャルは十分秘めている。
最強米国や、大リーガーがそろったメキシコ、そしてイタリア、オーストラリア、チェコ、韓国、中国、オリックス、阪神、ソフトバンクなどを撃破して世界一に上り詰めた栗山ジャパン。そこに調整試合段階とはいえ、唯一黒星をつけた事実。決勝直後にはツイッターのトレンドに「中日優勝」「中日ドラゴンズ世界一」といった文字が躍った。今はまだ幻想に近い夢なのかもしれないが、20歳で世界を驚かせた若侍が発した言葉に勇気をもらった竜党は数多いはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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