巨人が恐れ、西武と広島が覚悟した人的補償のシナリオとは?

タグ: , 2019/1/10

 「脇谷リターン」の再現か。

 巨人はFAの人的補償で、内海哲也投手(36)に続き、長野久義外野手(34)まで放出したことが大きな波紋を呼んでいる。だが球界関係者は、冷静に分析する。

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巨人はバカじゃない


 「巨人もバカじゃない。球団幹部は『ショック』『遺憾』などという言葉を並べているが、それは建前。28人のプロテクトリストを作る際、長野や内海がチームから出ていくシミュレーションをしていないわけがない。2人は今年FA権を取得する。近い将来、チームに戻すことができる算段があってのプロテクト外しでしょう。仮に2人に活躍されたとしても、そんなにダメージはない。球団が本当に痛いのは、大竹の人的補償として放出した広島で一岡が開花したように、将来ある若手が相手球団で長く活躍する『最悪のケース』が続いてしまうことです」。

 早ければFAで1年後には内海、長野が巨人に出戻る可能性があるというのだ。その例として、脇谷亮太が挙げられる。13年オフ、巨人にFA移籍した片岡の人的補償で西武に移籍したのが当時32歳。その2年後にはFA権を行使して、巨人復帰を果たしている。

 今回、炭谷の人的補償で西武移籍が決まった内海に、それほど悲観した様子は見られなかった。「将来的にはジャイアンツに帰ってこられるように、ジャイアンツの紳士たれという部分を、ライオンズで発揮できれば良いと思います」とコメントし、出戻りをにおわせた。

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