チームメイトからのプレッシャーで記録はタイ止まり!?エース金丸3Pシュート11本、45得点と大爆発!
2Q 三河 41–50 横浜(三河 16–27 横浜)
金丸17得点、ガードナー11得点、一桁点差で折り返し
スタートは、#1川村、#5D.ジョンソン、#7長野、#14金丸、#32桜木。
#7ベクトンのダンクで同点とされるが、#14金丸、#1川村が立て続けに3Pシュートを射抜いて互角の打ち合いを演じる。#2岡田のフローターで35-35に追いつきオフィシャルタイムアウトを迎えたが、そこから横浜にセカンドチャンスから#10チェンバース、#16牧に3Pシュートを決められ、一気に流れを明け渡してしまう。
タイムアウトを取るもリズムを変えられず、残り1分半にターンオーバーから横浜#00サザランドにバスケットカウントを献上して13点のリードを許す。#14金丸の3Pシュート、バスケットカウントで一桁点差に戻して、流れを呼び込んで後半へ。
3Q 三河 71–65 横浜(三河 30–15 横浜)
エース・金丸 3Pシュート5本、19得点のオンファイヤー
スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
#54ガードナーを起点に#11熊谷の3Pシュート、#1川村のジャンプシュートで加点、#14金丸がスクリーンに使って巧みにマークを外して3連続で3Pシュートをねじ込み、わずか3分で55-54と逆転に成功する。
横浜も#7ベクトン、#6赤穂の得点で追いすがるが、#14金丸の勢いは止まらない。残り3分からインサイド、3Pシュート、フリースローの連続7得点。さらに#54ガードナーの得点をアシストすると、終了間際にもこのクオーター5本目となる3Pシュートを射抜いて、30-15のビッグクオーターを作って、突き放す。
4Q 三河 96–82 横浜(三河 25–17 横浜)
金丸、ガードナー、川村が牽引、14点差で快勝
スタートは、#1川村、#7長野、#11熊谷、#32桜木、#54ガードナー。
横浜#21田渡の連続得点、#10チェンバースのバスケットカウントで77-73と追い上げられるが、#14金丸の3Pシュートで流れを奪い返す。#14金丸にマークが寄ったところで#54ガードナーが3Pシュートを決めると、残り3分半、再び#14金丸のBリーグ記録タイ記録となる11本の3Pシュートでリードを二桁に広げる。
#14金丸は3Pシュート時のファウルで得たフリースローを3本すべて沈めてキャリアハイとなる45得点をマーク。三河 96–82 横浜でGame1の雪辱を晴らし、中地区2位の座を守った。
■シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木 貴美一 試合後コメント
最初は今の横浜さんの勢いというか、シュートが調子良い、点を取れる良いところが出ていました。なんとか一桁で(前半を)終われたことがよかったと思います。しっかり前半汗をかいたので、後半は一桁だったらいけると思っていました。選手たちを信じていたし、金丸君のシュートも当たっていたので。
そういった意味では、ディフェンスから走りながらのプレー。スタッツには速攻という形では出ていないんですけれども、アーリーオフェンスがかなりできたので、練習したことがやっと3Q4Qで出たかなと。これをディフェンスもリバウンドも頑張って、こういう形で継続していかないと、せっかく得点能力があるのにブレーキをかけてしまうことになるので、そこをしっかりやっていこうと思います。
無観客で非常にさみしい試合だったんですけれども、選手も意地を出してくれました。
加えて、やっぱり横浜さんが前から良くなっていますね。成績こそ下の方ですけれど、非常に内容が良くなっていると思います。そういった意味で我々もそれに対抗するように3Q4Qで良いディフェンスとリバウンドができて、良いオフェンスもできたので、良質な2日間だったと思います。
■横浜ビー・コルセアーズ ヘッドコーチ 福田将吾 試合後コメント
前半は良い形で終了できたんですが、後半に入ってですね。スタッツでもご覧のとおりです。
前半最後のところで金丸選手にバスケットカウントを決められて、あそこから火が着いたと感じています。彼がそこに対してすごくノッて後半止められなくなってしまって、我々がそれに対して慌ててしまった。
私の責任なんですけれども、選手たちはこの厳しい環境の中、40分間戦い抜いてくれたんですけれども。私のほうがそれに対してアジャストさせきれなかった点が今回の敗因なので。選手たちは本当に2日間、無観客という中でも最後まで戦ってくれたと思います。