CS・クォーターファイナル、エース・金丸が爆発。若きPG・熊谷が躍動するも2点差で惜敗
5月16日(日)、チャンピオンシップ、クォーターファイナルの第2戦、千葉ジェッツ対シーホース三河。後がない三河はチーム一丸で千葉に挑むが、2Q終了時点で13点差と苦しい試合展開に。3Q、金丸が17得点と奮起し4点差まで追い上げた。しかし、千葉の勢いを止めることができず、わずか2点差で惜敗。三河の2020-21シーズンは幕を閉じた。
三河の鈴木貴美一ヘッドコーチは試合後インタビューで、「これほどコンディショニングの悪い状態でチャンピオンシップを迎えたのは初めて」と振り返った。そして、選手を称え、ファンに感謝を伝えた。
B1リーグ、チャンピオンシップのセミファイナルは、宇都宮ブレックス、川崎ブレイブサンダース、千葉ジェッツ、そして富山グラウジーズと琉球キングスの勝者によって行われる。
―チャンピオンシップ試合結果―
2021年5月16日(日)
三河 ● 78–80 ◯ 千葉
1Q 三河 17–21 千葉
攻守にアグレッシブにプレーし、互角の展開に持ち込む
スターティング5は、#5コリンズワース、#7長野、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#7長野がディフェンスの間を抜けてリングに一直線、積極的なプレーで先制点を奪う。千葉#22サイズ、#2富樫に返上されるも、再び#7長野がドライブで切り裂いて連続得点で並ぶ。
千葉が先行するも三河が追い上げる拮抗した展開が続く中、残り3分に千葉#2富樫の得点でリードを7点に広げられるも、#7長野との2メンゲームで#54ガードナーがゴール下を決め、スティールから#32シェーファーがファストブレイクで加点して流れを引き寄せる。連動したチームオフェンスから#14金丸がカットイン、#32シェーファーがレイバックを決め、4点差に追い上げて1Qを終える。