B1リーグ 三河ダービー、両チーム連敗脱出をかけたゲームは1勝1敗
3Q 三河 55–53 三遠(三河 26–28 三遠)
後半は激しい点の取り合いに。2点リードで4Qへ
スタートは、#5コリンズワース、#14ユトフ、#18角野、#19西田、#32シェーファー。
三遠#0ラベナにドライブ、3Pシュートとエナジー全開のプレーで猛追を受けるが、#14ユトフの連続3Pシュートで応戦。#19西田の1on1、#32シェーファーのミドルシュートで先行し、#19西田がポストアップからコンタクトを受けながらもシュートをねじ込んでリードを4点に広げる。
三遠に3連続で3Pシュートを決められて47-51と逆転を許すが、#7長野の3Pシュートで反撃。ブースターが大青援で三遠のフリースリーを落とさせ、#54ガードナーがパワーアタックで得たフリースローをきっちりと2本沈めて再逆転する。
三遠#0ラベナのアタックで再びリードを奪われるも、残り22秒に#4細谷がキレのあるドライブで#32シェーファーのゴール下をアシストして、2点リードで最終Qへ突入した。
4Q 三河 80–88 三遠(三河 25–35 三遠)
三遠の3Pシュートを止められず、悔しい逆転負け
#14ユトフのフェイダウェイ、3Pシュートの連続得点で先手を取る。三遠は崩れることなく#20ハリスの連続得点で追走。#0ラベナのドライブ、#14松脇にファストブレイク、3Pシュートを連続で決められ、6点のビハインドでオフィシャルタイムアウトを迎える。
#7長野の3Pシュート、#19西田のバスケットカウントで盛り返すが、三遠#14松脇の3Pシュート、#20ハリスのバスケットカウントを決め返され、残り2分半に点差を8点に広げられる。
#7長野と#54ガードナーの2メンゲーム、#1ユトフの3Pシュートで、残り1分に3点差に迫ったが、再び三遠#14松脇の3Pシュートを決められ、残り1分で6点ビハインドの厳しい状況に。ファウルゲームに持ち込み、最後まで勝利を目指したが、点差を覆せず。最終スコア80-88で敗れた。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
今日は昨日とは違い、お互いに点数が入らず、後半徐々にシュートが入りだすという展開でした。
三遠さんのシュートが入ったというのもありますが、無理なシュートやパス、ディフェンスが収縮しているのにアタックしてターンオーバーになってしまったり、シュートにいけるのにパスを狙ってミスをしたり、というように若さが出てしまった。もう少し我慢できたら、なんとかなったかなと思います。
三遠さんは、特に4Qでは「打つシュートが全部入る」という状態で、素晴らしかったと思います。
両チームともに点数が入らないゲームでも、点数が入るゲームでも、我慢することを学んで、練習からしっかりやっていきたいと思います。
三遠ネオフェニックス ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ コーチ 試合後コメント
この場を借りて、最後まで戦い抜いた選手たちを讃えたいと思います。連敗が続いていましたが、なんとかストップすることができて良かったと思います。
#4カーター選手・#28津屋選手というスターターを担うような2選手を怪我で欠くかなり厳しい状態でしたが、昨日のゲームから課題点を見つけて改善し、チームとして良い形で取り組めたのではないかと思います。
また昨日のゲームでは、オフェンス面でもディフェンス面でもソフトにプレーしてしまったことや、自分たちのゲームプランを遂行しきれなかったことなど、弱さを見せてしまったと思っています。
そういうことで、今日はミーティングを短くしました。
「選手自身が何ができなかったのか」
「どれだけ連敗していて危機的状況なのか」
「2名の主力を欠くなかで集中しなくてはならない」
ということを選手全員が理解できており、コート上で表現できたと思っています。
具体的にいうと、三河さんのファストブレイクポイントとオフェンスリバウンドを昨日と比較して抑えることができました。自分たちが自信を持ってプレーできた結果が最後3Pを決めきれたという要因になったと思います。
最後に、三河さんはプレーオフに出るような強豪チームだと思います。三遠も三河もこれからもシーズンが続くので、コーチ陣も含めて戦っていきたいと考えています。
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