B1リーグ・三河、新潟との接戦を制す、連敗は5でストップ
2Q 三河 38–42 新潟 (三河 20–21 新潟)
二桁リードを奪うも、終盤は得点が止まり逆転を許す
スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#21橋本、#54ガードナー。
#18角野のミドルシュートで先制。#54ガードナーがディフェンスリバウンドからのワンマン速攻を繰り出し、開始1分に22-21と逆転に成功する。
#7長野が相手のガードに激しくプレッシャーをかけるなどハードなディフェンスで立ち上がりからの約4分間新潟を無失点に抑えると、#7長野のミドルシュート、#54ガードナーのリバウンド、#1中村の連続得点でリードを9点に拡大する。
オフィシャルタイムアウト明け、#21橋本が幸先よくキャッチ&3Pシュートを射抜いて35-23と二桁リードを奪い、さらに#7長野のキックアウトから#13ジャワトが3Pシュートを沈めて主導権を握ったかに見えたが、そこからターンオーバーが続いて失速。新潟#21コーバーンのインサイド、#14木村の3Pシュートで38-39と逆転を許し、#10杉本にもブザービーターの3Pシュートを決められて4点ビハインドで後半へ入った。
3Q 三河 68–58 新潟 (三河 30–16 新潟)
長野が攻守で流れを呼び込み、10点リードで最終Qへ
スタートは、#7長野、#18角野、#19西田、#22シモンズ、#32シェーファー。
#32シェーファーのゴール下で先制するが、開始2分、新潟#4アルマの3Pシュートで40-48と8点のリードを作られる。
#19西田がファストブレイクで流れを変えると、さらに#19西田のアシストで#22シモンズがダンク、#7長野が3Pシュートを決めて追い上げムードに。開始5分に#18角野の3Pシュートで1点差に肉薄する。
この勝負所で、#7長野のディフェンスリバウンドから#19西田が走って54-53と再逆転に成功。その直後、#7長野が激しいディフェンスで新潟のバックコートバイオレーションを誘発して一気に流れを傾ける。
その後も#54ガードナー、#21橋本がインサイドで身体を張って新潟#21コーバーンを無得点に封じ込め、#54ガードナーがパワーアタック、#7長野が高速ドライブでフリースローを獲得して徐々に点差を広げていく。終了間際に#7長野が3Pシュートを打ち抜き、リードを二桁に拡大して最後の10分を迎えた。
4Q 三河 90–79 新潟 (三河 22–21 新潟)
新潟の追い上げを振り切り、90–79で勝利
スタートは、#1中村、#7長野、#13ジャワト、#22シモンズ、#54ガードナー。
#54ガードナーがポストアップから連続得点、さらにキックアウトで#13ジャワトの3Pシュートをアシストしてリードを15点に広げる。
以降も#7長野と#54ガードナーの2メンゲーム、#7長野のバスケットカウント、#22シモンズのリバウンドで82-64と順調にリードを築いていく。
新潟#4アルマに3本の3Pシュートを決められるなど9点差まで迫られたが、ディフェンス、リバウンドで踏みとどまり、90–79で逃げ切った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
ゲームの入り方は間違いなく良かったんですが、2Qの終わり、ふわっとして自分たちのやるべきディフェンス、しっかり約束事をやらなかったので、ハーフタイムで「チームのやるべきことを遂行しようよ」「オフェンスではなくディフェンスのことで、やるべきことをやっていないよね」と話をしました。
3Q以降は、しっかり気持ちの入ったディフェンスをしてくれて、オフェンスもいい流れができたと思います。
やればできるのに、なんとなくオフェンスのことを考えてしまって、だめになって停滞してしまうところがあります。
あまり言わないのですが、久しぶりに喝を入れたら選手がしっかりやってくれました。
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