B1リーグ・シーホース三河、ホームにて宇都宮ブレックス相手に2戦連続で悔しい逆転負け
3Q 三河 60–57 宇都宮 (三河 22–10 宇都宮)
エース・西田(優)のドライブで逆転。3点リードで最終Qを迎える
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
宇都宮#25ニュービルの3Pシュートで先制されるが、#19西田(優)のドライブ、#43イのミドルシュートで主導権を渡さない。強度の高いディフェンスで宇都宮の得点を止め、#43イ、#19西田(優)の連続3Pシュートで50-52と2点差に迫る。
宇都宮はフリースローで持ち堪えるが、#10レイマンのアタック、ミドルシュートの連続得点で1点差に肉薄すると、残り1分半に#19西田(優)が果敢なドライブで逆転に成功する。
宇都宮にリードを許すが、#7長野と#54ガードナーのコンビプレーで再逆転。終了間際に#10レイマンがダブルチームで止められながらもタフショットをねじ込み、3点リードで最終Qへ突入した。
4Q 三河 81–89 宇都宮 (三河 21–32 宇都宮)
序盤に二桁リードを奪うも、悔しい逆転負けを喫した
スタートは、#7長野、#10レイマン、#19西田(優)、#27石井、#54ガードナー。
3Qの勢いそのままに、#7長野が積極的にリングに向かい、フリースローで先手を取る。宇都宮#6比江島にタフショットを決められるが、#7長野の3Pシュートで対抗。開始1分半に#10レイマンがスティールから走ってバスケットカウントで二桁リードを奪う。
しかしそこから宇都宮に#6比江島、#25ニュービルの3Pシュート、#34ジェレットの連続得点など14-0のランを作られ、69-73の4点ビハインドでオフィシャルタイムアウトに入る。
#0オーガストのフリースローで1点差に迫るも、宇都宮#9遠藤の3Pシュートに突き放される。ファウルゲームを仕掛けて逆転を狙ったが、宇都宮#34ジェレットに連続得点を決められるなど追いつくことができず、81-89で悔しい敗戦となった。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
まず1Qにシュートを決められてしまったところから、非常に苦しい展開になってしまいました。改めて、宇都宮さんがリーグのトップである理由がはっきり分かる試合でした。シュートを決めることのできる選手が多くいて、必要な時間に決め切ることができます。非常に感銘を受けました。
ただ、自分たちの努力レベルでは負けてはいませんでした。その点では選手たちを讃えたいと思います。4Qでリードを奪えたというのは自分たちにとって大きかったです。成長の跡を見ることと、今日の試合から学ぶべきことが多い試合でした。
-中地区1位の三遠、東地区1位の宇都宮に連敗。上位チームとの差はどこにあるとお考えでしょうか。
差というのは、手に届くところまできていると感じています。15点ビハインドから、10点リードまで持っていくことができました。今日は成長を感じることができましたし、勝つべき試合だったと思います。届かなかったというところは、見つめ直さなければならないと思います。
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