開幕からクリーンアップ→現在首位打者 西武22歳「.457」の信頼感「何年もプロでやっている雰囲気がある」

西武のドラフト2位ルーキー、渡部が打撃で存在感を示している(C)産経新聞社
西武は9日に行われたロッテ戦(県営大宮)に2-0と快勝。
存在感を示したのはドラフト2位ルーキーの渡部聖弥だった。
【動画】西武のドラ2ルーキー、渡部がバットを折りながら適時打を放ったシーン【出典:パーソル パ・リーグTV】
「5番・左翼」で先発出場。初回、4番・中村剛也の適時打で1点を先制し、尚も一死一、三塁の好機に相手先発、西野勇士の内角ツーシームにバットを折られながらも、しぶとくはじき返し、遊撃への適時内野安打で貴重な2点目を奪い取った。
渡部は8回にも中前打と2試合連続マルチ安打で打率「.457」とパ・リーグ首位打者に躍り出た(9日現在)。
昨年は歴史的な低迷にあえいだチームの希望の光だ。
大商大からドラフト2位入団。広陵高時代にはこちらも即戦力ルーキーの宗山塁(楽天)とチームメートとして、ともにプロの世界での活躍を誓いあった。
パ・リーグでは今季の大卒ルーキーのハイレベルな戦いは話題を呼んでいるが、中でも渡部の打撃は安定している。
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