【センバツ出場校予想】不可解選考は許さない!当落ポイントは「負け方」にあり
【東京(1.5)】
◎東海大菅生(東京)=優勝
△二松学舎大付(東京)=準優勝
→優勝した東海大菅生が当確。部員への暴力で若林監督が謹慎処分となったが、選考に影響はない見込み。準優勝の二松学舎大付が、関東の6枠目と争う形になる。
~東京大会(参考データ)~
▼決勝
東海大菅生8-2二松学舎大付
▼準決勝
東海大菅生3-2日大三
二松学舎大付8-3帝京
【東海(3枠)】
◎東邦(愛知)=優勝
◎常葉大菊川(静岡)=準優勝
○大垣日大(岐阜)=ベスト4
△加藤学園(静岡)=ベスト4
→決勝進出の2校は当確。準決勝の比較では、優勝した東邦に食い下がった大垣日大が有利。静岡対決に敗れた加藤学園は、地域性の影響がマイナス。
~東海大会(参考データ)~
▼決勝
東邦7-2常葉大菊川
▼準決勝
東邦7-4大垣日大
常葉大菊川2-0加藤学園
【北信越(2枠)】
◎北陸(福井)=優勝
◎敦賀気比(福井)=準優勝
△松商学園(長野)=ベスト4
△福井商(福井)=ベスト4
→2枠に対して、同県勢の決勝ワンツーといえば、昨年大騒動となった東海地区と同じケース。延長の末に決勝で敗れた敦賀気比が落選となれば、聖隷クリストファーの悲劇再現だが、2年連続の不可解選考は考えにくい。福井勢2校で当確。
~北信越大会(参考データ)~
▼決勝
北陸2-1敦賀気比
▼準決勝
北陸4-3福井商
敦賀気比3-0松商学園
【近畿(7)】
◎大阪桐蔭(大阪)=優勝
◎報徳学園(兵庫)=準優勝
◎龍谷大平安(京都)=ベスト4
◎智弁和歌山(和歌山)=ベスト4
○彦根総合(滋賀)=ベスト8
○履正社(大阪)=ベスト8
△高田商(奈良)=ベスト8
△社(兵庫)=ベスト8
→4強以上は当確。準々決勝を比較すると、優勝した大阪桐蔭に善戦した彦根総合、準優勝の報徳学園と互角に渡り合った履正社とともに頭1つリード。残る1枠は、コールド負けで兵庫2校目になる社(やしろ)より、奈良の高田商が地域性でやや有利か。
~近畿大会(参考データ)~
▼準々決勝
大阪桐蔭9-4彦根総合
報徳学園9-6履正社
龍谷大平安5-0高田商
智弁和歌山7-0社
【中国(2.5枠)】
◎広陵(広島)=優勝
◎光(山口)=準優勝
△鳥取城北(鳥取)=ベスト4
△高川学園(山口)=ベスト4
→優勝の広陵は当確。準優勝の光(ひかり)は決勝の大敗が気がかりだが、強豪私学を撃破してきた山口の県立校。センバツは公立勢に追い風が吹く傾向があり、選抜される可能性は高い。四国と争う3枠目は、優勝した広陵と接戦を演じた鳥取城北が候補。
~中国大会(参考データ)~
▼決勝
広陵13-0光
▼準決勝
広陵8-6鳥取城北
光2-1高川学園
【四国(3.5枠)】
◎英明(香川)=優勝
◎高松商(香川)=準優勝
△高知(高知)=ベスト4
△鳴門(徳島)=ベスト4
→決勝進出の香川県勢2校は当確。準決勝で敗れた高知、鳴門は試合内容も地域性も遜色なく、3枠目にどちらかが選ばれてもおかしくない。選ばれなかった方と鳥取城北が中国四国の最終枠を争う形か。
~四国大会(参考データ)~
▼決勝
英明5-4高松商
▼準決勝
英明4-2高知
高松商4-1鳴門
【九州(4枠)】
◎沖縄尚学(沖縄)=優勝
◎長崎日大(長崎)=準優勝
◎海星(長崎)=ベスト4
◎大分商(大分)=ベスト4
→4強入りしたチームが4枠で毎年鉄板。大差がついた試合もなく、長崎から2校選出が濃厚。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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