「酷いスタートを切ったが…」藤浪晋太郎のトレードに驚きなし? 米解説が“トリセツ”を披露「制球はだいぶ良くなっている」
課題だった制球も改善の兆しを見せている藤浪。快投が続く右腕のトレードには、日本では驚きの声が上がった。(C)Getty Images
藤浪晋太郎にとって勝負の半年となりそうだ。
現地時間7月19日、藤浪のオリオールズへのトレード移籍が正式発表された。アスレチックスは見返りとして、3Aでプレーする26歳のリリーフ左腕イーストン・ルーカスを獲得し、1対1での交換となった。
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ステップアップなのは間違いない。オリオールズは、全チームが勝率5割を超えている強敵揃いのアメリカン・リーグの東地区で優勝争いを展開するチームだ。ゆえに日本のSNSでは「すごい」「「一気にジャンプアップしたなぁ」「大出世やん」といった驚きの声が相次いだ。
もっとも、米識者たちはオリオールズの補強に太鼓判を押している。米スポーツ専門局『FOX Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「フジナミのMLBでのキャリアで酷いスタートを切ったが、その後はかなり良くなっている。ここ1か月での防御率2.77で、奪三振率は9.00だ」と自身のツイッターで指摘。そのうえで「オリオールズにとっては、素晴らしい選手かもしれない」と予想した。
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