“平均球速”が驚異の160キロ超え! 真価を発揮し続ける藤浪晋太郎に米メディアも驚嘆「フジナミの剛腕ぶりが凄まじい」

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まさしく本領を発揮している藤浪。その剛腕ぶりは日増しに脅威を増している。(C)Getty Images

 日本球界屈指の剛腕が真価を発揮している。

 現地7月8日に敵地で行なわれたレッドソックス戦の8回に藤浪晋太郎(アスレティックス)が6番手として登板。1回(17球)を投げて、被安打1、無失点、1奪三振と好投し、連続無失点試合数を自己最長の5とした。

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 3対10と大差のついた劣勢でのマウンドだったが、淡々と任務を遂行した。

 先頭打者のロブ・レフスナイダーを101.5マイル(約163.3キロ)の4シームで空振り三振に仕留めると、続くホルヘ・アルファロにも100マイル(約160.9キロ)の4シームを中心に攻め、2球目を打たせてショートゴロに打ち取る。

 2死としてからアレックス・バードゥーゴに渡米後自己最速に迫る102マイル(約164.1キロ)の4シームをレフト前にはじき返されてヒットとされた藤浪。しかし、ここで今は動じない。後続のトリストン・カサスはカウント1-2から101.1マイル(約162.7キロ)の4シームでレフトフライに仕留めた。

 危なげない投球で1イニングをゼロに抑え切った藤浪。先発ローテーションの一角に入った開幕当初こそ通年の課題であった制球難に苦しんで四球を連発。苦し紛れにストライクを取りに行って痛打を浴びる場面が散見していたが、4月後半にリリーフへ配置転換されると徐々に支配力を発揮。一時は13.00と膨らんだ防御率も9.14にまで改善している。

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