防御率0.38の快投が表面化させた「大谷ルール」に対する球界の不満 元GMたちは大谷翔平への“優遇”に理解「オオタニは野球界の宝。そうですよね?」

タグ: , , , 2026/4/24

開幕から「投手」として快投を続けている大谷(C)Getty Images

ドジャースの「プラスワン」は必然?

 かつてレッドソックスのGMを務めた経験を持つダン・デュケット氏は、米紙『USA Today』で「まず、オオタニは野球界の宝。そうですよね?」と強調。自身の認識を確かめるように切り出した上で、「大谷ルール」が野球界に最善策であると持論を展開した。

「彼は世界中で最も市場価値の高い選手でもある。だからこそ、グラウンド上での彼の起用方法について議論する際は、慎重に検討し、負担の度合いも考慮する必要がある」

 また、「大谷ルール」を疑問視する声の要因となっているのは、“恩恵”を受けている球団が、「他でもないワールドシリーズ連覇中のドジャースだから」という見解を示す識者もいる。1981年に同球団で活躍したデーブ・スチュワート氏は、『USA Today』で、次のように異論を語っている。

「今はドジャースに有利なことが少しでもあれば、誰もが文句を言ったり、何かおかしいと指摘したりする。でも、実際のところは、他のチームだって、彼ら(ドジャースや大谷)のようにできる能力を持った選手を抱えていたら、きっと迷いなく利用している。もし、投打両方の役割をこなせる選手がいるのなら、そういう選手のために特別なルールや特別な状況を設ける必要はある。むしろ、ペナルティを与えるのは間違いだ」

 人気低迷が叫ばれる球界にとって、大谷は間違いなく希望の星だ。その理由は、さまざまにあるが、やはり投打二刀流という異次元の活躍は重要なファクターとなっていると言えよう。MLBとしても、新たな二刀流選手を誕生させるためにも、負担軽減に走るのは必然的な決断なのかもしれない。

 もっとも、二刀流登録をするための“条件”の緩和など、課題は山積している。そうした中で、ルールをめぐる議論が白熱するのは、球界にとっても意義深いものとなるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「MLBはそろそろ見直すべき」元GMが“大谷ルール”の特例撤廃を訴え 問題視されたドジャース優位を生む“歪み”「公平ではない」

【関連記事】「非現実的」気迫の快投で防御率は驚異の0.38 大谷翔平が見せる貫禄の支配力に米識者は敬服「もうオオタニは完全に別次元」

【関連記事】「えぐすぎやろ…」村上宗隆、5戦連発10号2ラン…年間67発ペース メジャー新人記録タイ&球団記録タイの“歴史的”な特大弾「なんてすごいんだぁ」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム