大谷翔平への”疑惑の判定”に本人も不満露わ 猛抗議のネビン監督は退場に「首を振るだけでは済まなかった」
疑惑の判定で三振になった大谷はジェスチャーを交えてアピールした(C)Getty Images
今月2度目のハプニングが起きたゲームで連勝も止まった。
現地時間6月10日(日本時間11日)、エンゼルス対マリナーズのゲームは6-2でマリナーズが勝利した。今季初の6連勝を狙ったエンゼルスだったが、先発のパトリック・サンドバルが4回までに5点を失うなど苦しい試合展開となり敗れている。
【動画】現地実況も「明らかに外れていた」と困惑した大谷翔平への”疑惑の判定”とネビン監督が砂を払って怒りをぶちまけた猛抗議シーンの映像
「2番・指名打者」で出場した大谷翔平は3回の第2打席、ランナー1人を置いた場面でマリナーズ先発のブライアン・ウーの変化球をとらえ、2試合連続となる18号本塁打を放っている。しかし、エンゼルスの得点はこの大谷の一発のみに終わった。
また、大谷はこの次の打席でフルカウントから際どいボールを見送り三振に倒れている。この際、ストライク判定に異を唱えたフィル・ネビン監督が退場を言い渡され激高、球審に詰め寄り激しい口論はしばらくの間続いた。ネビン監督は現地1日のアストロズ戦でもストライク判定に抗議し、退場を言い渡されていた。
米メディア『Redlands Daily Facts』も試合直後、エンゼルスの敗戦とともにこの場面を報じている。ストライクを言い渡された大谷本人も、コールを受けた直後に大きなアクションで、不満の様子をみせていたことに触れ「ショウヘイ・オオタニは、1度だけでなく2度も首を横に振り、いつも礼儀正しいスーパースターが、ここぞという時に見せる純粋な失望感を表現した。彼は、ホームプレート審判のフィル・クッツィのストライクの判定が気に入らなかったようだ」と記している。