「投手・大谷」の25年中の復帰は不要!? 人知を超える二刀流の再起を元MLB戦士が疑問視「なぜ急ぐ? 全く意味がない」

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 2007年のワールドシリーズでMVPに輝いた名手の論拠は明白。それはドジャース投手陣の圧倒的な選手層にある。今オフに2度のサイ・ヤング賞受賞実績を持つ左腕ブレイク・スネルを獲得したチームは、山本由伸、タイラー・グラスノー、佐々木朗希など多士済々だ。

 とりわけ先発陣は球界でも屈指の顔ぶれである。ローウェル氏は「ドジャースは6人、あるいは7人まで先発投手を配置して、時間をかけることもできる。地区だけでなくリーグ全体でも、どこよりも優れている。それなのになぜ(大谷の復帰を)急ぐんだ? 意味がない」と断じている。

「彼らはあまりにも選手層が厚い。それなのにオオタニの復帰を急がせるリスクを冒す意味がどこにあるんだ? 今、急ぐ意味は全くない。彼らはそれぐらいに才能に恵まれているんだ」

 異例の6人ローテ構想も模索するなど、「投手・大谷」の復帰に向けたプランをさまざまに練り続けているドジャース。誰もが関心を集める人知を超えた二刀流を再開させるために奔走する中で「なぜ急ぐんだ?」としたレジェンドの声はどう響くだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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