「ブーンの称賛を裏付けた」エンゼルスに連敗を喫したヤンキース NYメディアは先制本塁打のモニアクに賛辞
一方で、敵地で連敗のヤンキースは地元メディアで試合内容が取り上げられるとともに、前日のゲームのエピソードなども交えて報じられているようだ。
ニュースサイト『New York Daily News』では、試合後のレポート記事の中で、初戦のゲームで7回に大谷を敬遠しなかったことについてのアーロン・ブーン監督のコメントが話題となったことを振り返っている。指揮官が大谷を歩かせなかった理由として「彼の後ろを打つ選手(モニアク)も本当に優れた打者だ」と語っており、それについて同メディアは「彼の名前への言及は批判を呼んだ」とファンからの反響が大きかったと指摘した。
しかし、2戦目ではそのモニアクが先制本塁打を含む3打点で勝利を呼び込んでおり、同メディアは「モニアクがオオタニの活躍を上回り、ブーンの賞賛を裏付ける結果を残した」と綴っており、さらに「モニアクは現在、打率.336、OPS 1.014を記録している」とその好調ぶりを称えている。
他にも同メディアは、大谷のスリーベースや、サンドバルの好投など、連日の敵軍のパフォーマンスに賛辞を贈りながら、「最下位のヤンキースはカルロス・ロドンが登板する水曜日に勝利を収めて残念な遠征を終わらせようとするだろう」とトピックを結んでいる。
投打の主力選手が存在感を示し連勝のエンゼルスに対し、力なく敗れ3連敗となったヤンキース。地元メディアのレポートの内容は、相手チームの底力を認めながらも、落胆の様子が伝わるものとなった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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