プレーオフ進出目指す大谷翔平に不安材料 懸念される「下半身の爆弾」
最近では前出のように歩かされる場面も増えているが、塁に出れば俊足を生かして次の塁を狙うとあって、試合に出続けている限り、体を休ませる時間は限られている。フィル・ネビン監督はあくまで本人の意思を尊重する姿勢を見せているが、28日(同29日)の試合でけいれんを起こしたふくらはぎといえば、左足の強い蹴りで本塁打を量産している大谷の『生命線』ともいえる大事な箇所。肉離れなどを発症するとクセになる可能性もあるため、慎重にコンディションを見極める必要がある。
27日(同28日)のタイガース戦ではダブルヘッダー1試合目で完封勝利、2試合目で2発を放つなど史上初の快挙も成し遂げた。今やメジャー全体にとっても「至宝」といえる存在になっただけに、大きな故障を招くような事態は避けるべきとの声も上がり始めた。
この日の試合では後半戦好調だった主力のテーラー・ウォードが顔に死球を受けて、途中で退くアクシデントもあった。悲願のプレーオフ進出のために大谷がはやる気持ちも理解できるが、ここは首脳陣も勇気を持って積極的休養を促す必要も今後出てきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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