「30球場中15球場ではホームラン」大谷翔平の特大飛球は相手の美技で幻に 現地メディアは”大台”到達に期待
MLBトップの39本塁打をマークする大谷。40号も近々生まれるだろう(C)Getty Images
大台はお預けとなったものの勝利に貢献した。
エンゼルスの大谷翔平は現地時間7月31日(日本時間8月1日)、敵地でのブレーブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3打数2安打と4試合連続安打をマークした。チームは4対1で勝利し、ナ・リーグの強豪との3連戦初戦、貴重な白星を手にしている。
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大谷は2回、2死ランナー3塁で迎えた第2打席で申告敬遠で歩かされており、この日も相手バッテリーから警戒される場面がみられた。それでも前日に続いて、エンゼルス打線は他の打者が長打力をみせ気を吐いている。初回にはルイス・レンヒーフォが先頭打者本塁打で先制点をもたらしており、さらにトレードで加入したばかりのランデル・グリチェクや、捕手のチャド・ウォーラクにも一発が飛び出し、序盤から中盤にかけ、一発攻勢で得点を重ねた。
9回にはランナー1・2塁のチャンスで大谷に打順が回ってきており、この打席で大谷はブレーブス4人目のデースベル・ヘルナンデスの投じた高めのストレートをとらえた。高々と舞い上がった大飛球が中堅フェンスを越えたかに思われたが、これをセンターのマイケル・ハリスIIがジャンプして見事に捕球。大谷の40号は幻となった。
それでも、ランナーそれぞれがタッチアップで進塁し、その後、こちらも加入直後のC.J.クローンがセンター前へはじき返し貴重な追加点を挙げている。