「オオタニは疲れ果てている」正念場で満身創痍の大谷翔平米メディアは“頼りっぱなし”のエ軍に懸念「解放すべき」

　ゆえに現地メディアも大谷のコンディションに懸念を示す。米老舗誌『Sports Illustrated』が運営するエンゼルスの専門サイト『Halos Today』は「オオタニは疲れ果てている。だが、エンゼルスが必要としているために彼は休めない」と、ますます厳しくなるチーム状況を憂いた。

「もしも、エンゼルスがより良いチームであったなら、チームの勝利を求めるオオタニも休むことに責任を感じなくなるだろう。トレード期限でワイルドカード争いでの上位進出を狙って買い手に回った彼らだが、可能性は日に日に小さくなっている。オオタニがより活躍するためには、明確な休息を取り、チームを勝たせなければいけないという責任とプレッシャーから解放すべきである」

　大谷を休ませれば、チームの歯車は狂う。ゆえに休みは与えにくい。だが、投打で異次元の活躍を続ける天才も人の子。休養日は与えなければ、どこかで壊れかねない。

　この究極とも言うべき“ジレンマ”とエンゼルスはどう向き合うのか。ポストシーズン進出に向けた戦いが佳境を迎えるなかで、大谷の起用法は大いに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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