大谷翔平、2年連続2桁本塁打、2桁勝利の快挙もネビン監督「彼は疲れている」
大谷の蓄積疲労を懸念するネビン監督(C)Getty Images
エンゼルス・大谷翔平は現地時間8月9日(日本時間10日)に本拠地で行われたジャイアンツ戦に「2番・投手」として投打同時出場。先発投手として6回3安打1失点で降板後に味方が一挙4得点を奪い、逆転に成功。勝利投手となり、これでベーブ・ルースも成しえなかった史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。
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この日の大谷は立ち上がりに苦しみ、2回に1点を与えるもその後は粘り強く投げ、ジャイアンツ打線を封じ込める。
異変が生じたのは6回だ。6回無死一塁からジョク・ピダーソンに初球を投げたときにマウンドでつまずくシーンがあった。腰を気にするそぶりも見せたことでフィル・ネビン監督はすぐさまトレーナーとマウンドに向かい、大谷本人と協議するが、そのまま続投となった。結局この回を終えて、降板。野手としてはその後も試合に出続け、10勝目を飾った。
試合後、地元局「バリー・スポーツ・ウエスト」のX(旧Twitter)で公開された試合後インタビューの中で、ネビン監督は10勝目を飾ったこの日のパフォーマンスに関して「効率的ないい投球で素晴らしい仕事をした」とたたえた。
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